危機一髪

今日は当初の予定通り、初のX-Cソロ。
雷雨のせいで昨日Night X-Cは出来なかったけど、Day flightには関係なかったらしい。

で、まぁ、初物には何かとアクシデントが付き物なのは世の常で、
今回も例に漏れず結構ヤバめの出来事が。

何が起こったかと言うと…。

着陸後、滑走路をコースオフして、草地を滑走

一応最初に言っておくと、機体も中身も無傷。




今日行った所が、最初のX-Cインストラクションでも使ったスナイダーと言う空港。
普段使ってるラボックに比べるとサイズがかなり小さめ。

で、行きと帰りのフライトに関しては全く問題はなく、
スナイダーでのTouch&Go、これがヤバかった。。

飛行機にとって、風向き(特に着陸時)はかなり大事な要素になるんだけど、
今日飛んだときの風の状態が、ハッキリ言って良くなかった。

最初にWeather advisoryを要請した時は答えてはもらえたんだけど、
声が小さいのとノイズが酷いせいで肝心の風の情報が聞き取れず…。
それじゃ困るからもう一度リクエストしたら、今度は返答なし。

仕方がないので、テトラヒドロンって言う風向きを見るための吹き流しで風向きをチェック。
その情報を元に使う滑走路の方向を決めたんだけど、確かに少し風が巻いてた。

実際にアプローチに入って、まさに接地って言う時に

風向きが完全な横風に変化

接地後にズルズルと横滑りし始めて、操縦でのリカバリーが追いつかず、
滑走路脇のグラスフィールドにコースオフ。

とっさにフルパワーにしてすぐに飛び立ったおかげで事なきを得たんだけど、
いつぞやの滑走路上空であわや失速って言う事態が可愛く思える。。

ただ、幸いだったのが、まさに昨日の訓練でSoft fieldの離着陸訓練をやってた事。

横風に流されてコースオフした時、
滑走路脇の滑走路灯をとっさに回避→
グラスフィールドに進入時、機首上げ姿勢を保持(前輪が埋まらないように)→
離陸後に速度が足りなくて失速警報→とっさに機首下げで速度を稼ぐ→安全速度達成後上昇。

って言う一連の流れを頭では一切考えずにこなしてた。
自分でも良く分からないんだけど、恐らく思考は状況把握のために停止してて、
でも、必要な操作だけは身体が覚えてて勝手にやってくれた…って感じなんだろうか。

まぁ、過程はどうであれ何事もなく済んだのはホントに良かった。
何処にもぶつからなかったし、プロペラのGround hit(←これが一番ヤバイ)もナシ。
こんな形で訓練の成果を確認するのもどうかと思うけど、日々の訓練は確かに役に立ってる。

今回の教訓は
自分のキャパシティーを少しでも超えると思ったら迷わず着陸やり直し
テトラヒドロンは風向きを把握するには少々不向き。過信は禁物

の二つかな。
パイロットを続けていると少なからずこう言う事態には遭遇するらしいし、
実際インストラクターの中にはStudent時代に機体を損傷させた人もいるらしい。

ま、そう言った「寒気が走る」ような経験をして行く事で
危機的状況への対応能力が磨かれていくって事なんだろう。(嫌な磨かれ方だけど)

滑走路コースオフは運の要素もあったけど、間違いなく自分の技量不足。
ただ、同様に無事に切り抜けられたのも自分の技量と運。

足し引き0にはならないけど、今日の一連の出来事が自分の経験となったのだけは確か。

まだまだ学んでいかなきゃ行けない事は多いって事なんだろうな。
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by Twintailwings | 2007-10-12 11:18 | Aviation  

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