Scilent wings museum

今日の訓練は長距離X-Cソロ!…の予定だったんだけど、
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↑の赤線のところ、略式の風と雲の予報なんだけど、
16時から180度21kt、Gustが30kt 視程6mi以上、Few cloud4000ft
航空用の予報なんだけど、結構正確で割と信頼できる。のはいいんだけど、何なんだこの突風…。
風速に直すと10.5m/s時々15m/s、台風じゃないんだから。。(ちなみに天気は晴れ)

さすがにこの風の中じゃソロ訓練はさせてもらえず、
先月23日からずっと毎日続いてた連続フライトも今日で一旦ストップ。
長距離X-Cが終われば、残りは実地試験だけだったから、出来れば飛びたかったんだけどな。

明日も似たような風の状態らしいし、今日みたいに風を待つだけで一日過ごすのも勿体無いので、
思い切って予約をキャンセル。みっちりオーラル試験の対策を練る日にしようかな、と。






風待ちの時間が手持ち無沙汰だったので、訓練校の隣の隣にあるMuseumに行ってみた。
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今日のタイトルの通りSilent wings museum。
元々はこの建物、昔使われてた管制塔らしい。上の部分がその名残。
台形がひっくり返ったような形のガラス張りの部屋から地上とタワー管制をやってたそうで。
その下にあるロゴは翼とGのマーク。G…何の事かと思ったらGliderの頭文字。

そう、グライダーだからSilent wings、安易な…。
センスだけでつけた名前ならちょっとカッコいいと思ってたのに。


悲しい事に航空史初期は戦争の歴史で、色々試行錯誤を重ねて作られた輸送方法の一つとして
回収可能なグライダーを使って地上戦力と物資を運ぶって言う時代があったらしい。
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現物のグライダーの写真。結構サイズは大きい。片方の翼の長さが12mぐらいかな。
コックピットの上の部分にロープを固定する装置がついてて、普通の飛行機で目的地まで牽引。
切り離し後から着地までは滑空って言う感じ。まぁ、ここまでは現在のグライダーと大体同じ。

この機体のユニークなところが(と言うか白黒映像見た時はギャグとしか思えなかったんだけど)
駐機状態の機体に牽引ロープを取り付け、それを右前方30m、地上数mのところでの形に。
そこへ向かって動力付飛行機が低空で進入し、フックで引っ掛けて回収する。
何のサーカス?っていう感じの映像だった。

発想はともかくとして操縦技術は凄いんだけど、あまりにも曲芸的要素が強すぎて、
本気でこの手法を定着させようとしてたのか怪しい(←超失礼)。
でも、こんなイラストもあったし・・・
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それにしても大きめのグライダーが動力付飛行機に牽引されるって言うこの構図、
どこかで見た事あるなぁ、と思ったら(と言っても↑が先なのは明白だけど)
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ジブリの「風の谷のナウシカ」にそんな感じのシーンがあったような(何人覚えてるのかね…)。
イメージはあれと全く同じ。同じ手法が実在した事の方がびっくり。

でも、仮に俺がこれに乗る機会があったとしても正直やりたくない手法。
毎回ハードランディングだし、木とかバキバキなぎ倒して着陸してるし、
水にドボンとか、止まりきれずに引っくり返るとか、クラッシュ率もかなり高かったらしい(当然か)

航空史の貴重な一ページを垣間見たって言う印象のMuseumだった。


おまけ その1
訓練校の隣の隣がMuseum。それじゃ、隣は何か?と言うと
Aero careいわゆる救急搬送のヘリを扱ってるチームの事務所兼格納庫。
そこに何故か止まってたこの車両、テキサスならではの単語がど真ん中に。
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おまけ その2
午前中に風の様子を見に外に出た時の写真。
強風だからこそ表れた雲の形。外の光が強いから見づらい…か。
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Angel wings?

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by Twintailwings | 2007-10-14 21:06 | Aviation  

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