4回目

今日は、ただひたすら怖かった。
願わくば二度と見たくないんだけど、いずれまた同じ経験をする(と言うかした方がいい)。
決して起きて欲しくない事。でも、これは自分自身からの警告なのかもしれない。




墜落した夢を見た。これで4回目。
今回も鮮明に覚えてる。そして落ちた瞬間死んでる。
目が覚めた直後は夢だったのか現実だったのかが一瞬わからなくなるぐらい。
あまりのリアルさに寒くもないのに震えた、恐怖で。

今日の機体はComplex 41585。俺は右のシート。
左には今現在Commercialの訓練をしてるパイロット。後ろにも誰か一人乗ってた。
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経緯
Chandelleって操縦の訓練中、左席のパイロットが終えた後、俺がコントロールをもらう。
高度7500ftほど。右にロールイン。ただ、この時バンクアングルが緩いままピッチアップへ。
90度ポイントでウィングストール。そのまま右へダイブして視界が何故か真っ白状態に。
ストールリカバリーの手順を進めても依然ストールホーンが鳴り続ける。
最後までコントロールを試みるものの結局回復させられずに激突。即死。
回復作業の間は全く取り乱す事無く、終始冷静だった。でも結果はダメだった。
今回一番怖かったのはそれ。慌てて操作してたならまだわかる。落ち着けばいいだけ。
でも、そうじゃない。あくまでも淡々と、堕ちるまで操縦してた。
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今日の夢から学ぶべき事柄。
リカバリーを試みる間、全くと言っていいほど計器を見てなかった。
右のシートは見えづらいとは言え、視界が真っ白になった時点で計器を信じるべき。
エアスピードの把握が出来なかったのもそのせい。自分の感覚だけに頼りすぎちゃいけない。
ストールの原因となったロールインは本来Lazy-eightってマニューバーへの入り方。
この二つは何かと混乱しやすい。勿論これを書いてる今はきっちり分けて考えられてるけど、
とっさにやれって言われた時に二つ混ざった操作をしないとは限らない。再確認。
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正直なところ、夢であってもこういうのは見たくない。
でも恐らくは自分にとって必要なことなんだと思う。普段の自分に対する警告の意味も兼ねて。
事実、最近の俺は際立った心境の変化はなかったものの、確かに
以前に比べると油断や慢心が出てきてた。前ほどの慎重さ、緊張感を持ててない。
ある意味では自信がついてきてる。けど別の見方をすればナメてきてた。

良くない。

こんな学び方はホントに…ホントに嫌なんだけど、
夢で死ぬ事で現実で死なずに済むならその方がいい。
それに…多分この手の夢の示してることは大抵真実を表してる。

現に今日、俺はその機体で訓練に出るはずだったんだけど、
俺が乗る前のフライト、夢で左に乗ってたパイロットの訓練で
離陸して幾ばくも経たないうちにエンジンマグを除く機体の電気系統が全てダウン
今メンテやってる。即事故に繋がるような故障じゃなかったにしろ、正常とは程遠い。
そのパイロットが訓練に出なければ間違いなく俺が飛んでた。

ただの偶然。でも、偶然の中に必然がまぎれてる。
今日はたまたまそれが同じだった日なのかもしれない。

怖かった。。
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by Twintailwings | 2008-06-03 09:10 | Aviation  

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