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Weak point

今日は、徹底的に失速訓練。
間違いなく俺のウィークポイント。
低翼機と高翼機だと扱いが違うせいで、フルストールからのリカバリー経験が足りてない。

やってきたのは、
Power-on,off、Accelerated、Secondary、Elevator trim、Turning。
概ね問題はなかった。ただ一つを除いて。




その一つってのがPower-on Stall。
今日使った機体はPPLを取った時に使った古い方のセスナだったんだけど、
この機体を使ってPower-onをやった時だけ、異常なほどエルロンコントロールがシビアになる。

マニューバーの手順に沿って進めて、「あと少しで失速」っていう段階になった時に、
1.Turn coordinaterがSlip or Skidを示している。
2.エルロンが右もしくは左に傾いている。
このどちらかが満たされている時、ズレてる方向にダイブする。ぶっちゃけ怖い。

以前Slip状態で派手にダイブした事があったので、Coordinateには特に気を使ってたから
1が起こったわけではない(と思う)。今日は2が起こった。

ただ、そのコントロールのシビアさが…恐らくエルロンの効き具合でミリ単位。
わずかでもどちらかに傾いていたらその方向へ一気に機首が向く。
StraightとTurningでPower-onを試したけど、どちらも急激に機首を持っていかれそうになって
フルストールの手前、失速警報がなったところでリカバリー。そのままだったら多分スピン。
知識でスピンリカバリー方法は知ってるけど、ぶっつけは正直自信が無い。

後でインストラクターに聞いてみたところ、
手順に何か問題があるわけではなく、セスナでだけ起こる現象らしい。何故かは不明。
との事。完全にLateralとVerticalの釣り合いが取れていれば問題ないんだろうけど、
それを保つためには相当のコントロールが必要だとか。

うぅむ。

by Twintailwings | 2008-06-05 10:57 | Aviation  

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